QスイッチYAGレーザー

ピンポイントでシミを除去し、肌への負担を最小限に抑えます。
範囲料金(税込)
1mm¥2,200
QスイッチYAGレーザーは、シミ治療においてポピュラーな治療の一つです。

現代では、年齢に関係なく、紫外線を浴びて出来てしまったシミをコンプレックスに感じている方は多くいらっしゃいます。
最近では、女性だけでなく男性も積極的にシミ治療に取り組まれている方も増えてきました。

「YAGレーザー」という言葉を聞いたことはあるけれど、どのような効果があるのかイマイチ良く分からないという方もいらっしゃると思います。是非ご覧ください。

※新宿エルクリニックではピコレーザーでシミ取り治療を行っております。

QスイッチYAGレーザーとは?

QスイッチYAGレーザー(CURAS)

QスイッチYAGレーザー(CURAS)は、532nm(KTPレーザー)と1064nm(Nd:YAGレーザー)の2種類の波長を使い分けることで、シミ・そばかす・あざや毛穴の引き締め、肌質改善などの幅広い治療を1台で対応することができるレーザー機器です。

多彩なモード設定があり目的に応じて使い分けできますが、エルクリニックでのQスイッチYAGレーザーは主にシミ治療を目的としたメニューとしてご用意しております。

Qスイッチ(パルス幅がナノ秒:10億分の1秒に1回ずつ)の細かい波長でYAGレーザーを照射し、肌のメラニン色素に対して反応させ、熱で破壊し、シミを改善していきます。

一言にシミといっても様々な種類があり、シミの色も黒・茶色・青みがかっているものと、それぞれ違ってきます。これはメラニン色素の量や深さに関係しており、一般的に皮膚表面に近い浅い位置ほど茶色味が強く、またメラニンの量が多いほど黒色に近くなってくる傾向にあります。

2種類の波長を使い分けることによって、シミの深さやできている場所に応じて波長を変えながら、ピンポイントに照射することが可能です。

レーザーの波長(光の長さ)

QスイッチYAGレーザー_1064nm QスイッチYAGレーザー_532nm
皮膚の深部に到達する1064nmは、皮膚の深いターゲットとなる太田母斑やシミに効果が期待できることが特徴です。 メラニンへの吸収率が高い532nmは、皮膚の浅いところにとどまるため、皮膚の浅い部分がターゲットとなる、老人性色素斑などに効果が期待できます。

こんな方におすすめ

  • シミが気になる方
  • フォト治療やトーニング治療を複数回受けて、頑固なシミが残っている方
  • 3mm以上の大きさのシミが気になる方
  • 特定の気になるシミだけを取りたい方

シミ症例数 年間6,340件

エルクリニックでは、年間6,000件以上のシミ取り症例を手掛けております。
確かな実績と経験を持ち、患者様の皮膚トラブルに対して効果的な治療を提供しています。
※2022年6月~2023年5月現在のシミ症例実数 エルクリニック調べ

 

施術を受ける前に重要なポイントとなるのは、ドクターの豊富な経験と実績です。
エルクリニックでは、年間6,000件以上のシミ取り症例を手掛けています。私たちは確かな実績と経験を持ち、患者様の皮膚トラブルに対して効果的な治療を提供しています。

 

ドクターの症例数は、技術力と経験の指標として重要です。
症例数が多いドクターは、それだけ施術にも慣れており、失敗のリスクも低いと考えられます。ですので、ドクター選びの際には、その症例数を参考にすることをおすすめします。

 

ただし、症例数の表記方法には注意が必要です。例えば、1人の患者様が5つのシミを治療した場合、これを5例と表記するドクターもいます。一方、私たちエルクリニックでは、1回のシミ治療を1例とカウントしています。また、症例写真の更新頻度も重要です。結果の良い写真だけが掲載され、更新があまり行われない場合は注意が必要です。

 

エルクリニックでは、シミの治療においては1回のシミ治療を1症例としてカウントしています。また、定期的に症例写真の更新も行っております。私たちの公式ウェブサイトや各担当医師のSNSでも、頻繁に症例写真を掲載していますので、ぜひご確認ください。

QスイッチYAGレーザーの特徴

QスイッチYAGレーザーの特徴は、非常に短い時間でレーザーが照射されることです。

そのため照射部位以外は熱の発生が抑えられ、目的のものだけを光のエネルギーだけで除去できます。周辺の皮膚には反応しませんので、ほとんどダメージを与えません

また個人差はありますが、痛みが少ないことで知られています。輪ゴムで軽くはじかれる程度の刺激です。

QスイッチYAGレーザー

多彩なパルスモード

レーザーの性質は概ね2つの要素、波長とパルス幅によって決まります。

パルス幅とはレーザー光の照射時間のことで、当院のYAGレーザーにはPTPパルスといった新しいモードも加わり、様々なお悩みに対応できます。

Single Pulse

シングルパルスモードは、短時間に高いピークパワーでターゲットに照射するモード。

PTP Pulse

通常の1/2の出力で短時間に2連続照射を行うモード。

Multi Pulse

短いパルス幅で短時間に7連続照射を行うモード。
※色黒などの方に効果的

QスイッチYAGレーザーの効果

シミ除去の効果

532nmの波長は、メラニン色素の吸収が非常に高く皮膚の浅い層にとどまるので、皮膚表面に濃く出たシミやそばかすの治療に使用します。

また1064nmの波長は、メラニン色素の吸収が穏やかで皮膚の途中で弱まりにくく深い層まで到達できるので、皮膚の深い層にできる肝斑やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の治療に適しています。

ほとんどの場合、浅い層のシミは1回の照射で綺麗になります。
照射後はかさぶたになり自然と剥がれ落ちたあと、ピンク色の新しい肌が生まれます。
その後は周りの肌となじみ、跡はほとんど見えなくなります。

※個人差がありますが、シミの種類・状態によって複数回の照射が必要な場合があります。

美肌効果

シミ除去だけでなく、毛穴の開き・黒ずみや肌のくすみ改善にも効果的です。

顔全体の肌質改善をご希望の方は、YAGレーザーを用いたレーザートーニングがおすすめです。

肌全体のメラニンに反応し、美白、くすみの改善、ハリ、ツヤ効果が期待できます。

QスイッチYAGレーザーの症例写真

目の周囲のシミ除去(治療後の経過)

施術前

yag_施術前

照射当日

yag_照射当日
レーザー照射部分は赤みを帯び、膨隆した状態になります。

翌日

yag_翌日
元のシミより濃い色味を帯び茶色くなります。日に日に濃くなりカサブタとなります。

1週間後

yag_1週間後
痂皮が脱落しました。
(痂皮が取れるまでは1~2週間かかります。シミの個体差や、皮膚のターンオーバーによって個人差があります)

治療内容
QスイッチYAGレーザー
治療の注意点
術後は紫外線を吸収しやすく、メラノサイトが活発に働き、メラニンが増え色素沈着を起こしやすくなるので、UVケアをしっかりと対策することが重要です。
副作用・リスク
2週間程度はテープ保護をしていただきます。
過剰に反応すると赤みが強く出ることがありますが、時間の経過で必ず改善していきます。
これまでの費用
計21,400円(カウンセリング代 3,000円、シミ7箇所 15,400円、お薬処置代 3,000円)

担当医
銀座エルクリニック院長 簡野晃次

頬左側のシミ除去

QスイッチYAGレーザー症例

施術後、1ヵ月後、大分シミが薄くなっています。
この後の経過を診ながら、更にエルクリニックではリバースピールを行い、自宅ケアでは外用剤を使用してシミを薄くしていきます。

治療内容
QスイッチYAGレーザー
治療の注意点
術後は紫外線を吸収しやすく、メラノサイトが活発に働き、メラニンが増え色素沈着を起こしやすくなるので、UVケアをしっかりと対策することが重要です。
副作用・リスク
2週間程度はテープ保護をしていただきます。
過剰に反応すると赤みが強く出ることがありますが、時間の経過で必ず改善していきます。
これまでの費用
計 39,000円(カウンセリング代 3,000円、シミ15mm 33,000円、お薬処置代 3,000円)

担当医
銀座エルクリニック院長 簡野晃次

QスイッチYAGレーザーの施術の流れ

  1. 洗顔
    お化粧を落としていただきます
  2. 先生の診察
    写真の撮影をいたします
  3. 施術室にてレーザー照射を行います
    (数分の施術です)
  4. 施術終了
    軟膏、テープ処置をいたします
  5. 終了
    アフターケアの説明をさせていただきます
  6. 経過診察
    施術後2~3週間で経過の診察にお越しいただき、レーザー照射後、より綺麗になるためのケアのご案内をしております

治療の副作用・リスク

  • 2週間程度はテープ保護をしていただきます。
  • 強い紫外線に当たると色素沈着の恐れがありますので、紫外線予防をお願いしております。
  • 過剰に反応すると赤みが強く出ることがございますが、時間の経過で必ず改善していきます。

治療後のアフターケア

  • 施術後2~3週間の再診までは、洗顔時に軟膏塗布、テープの貼り替えをお願いいたします。
  • テープの上から洗顔、お化粧、UV対策をお願いいたします。
  • 強い紫外線が当たると色素沈着の恐れがありますので、紫外線予防をお願いいたします。

治療を受けられない方

  • 肝斑などの直上にあるしみをお持ちの方
  • 糖尿病や膠原病、心臓疾患をお持ちの方
  • 極度の敏感肌の方
  • ケロイド体質の方
  • 蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー体質の方
  • 極度に日焼けをしている状態やこれから日焼けを予定している方
  • 日光アレルギー(日光過敏症)の方
  • 金の糸などを入れている方
  • 妊娠中の方
  • 医師の診察により照射不可能と判断された方

ドクターからのメッセージ

シミなど色素系トラブルにはQスイッチYAGレーザー、フォトIPL(フォトシルクプラス、ヴィーナスベルサ)、内服薬、外用剤、各種ピーリング(ケミカルピーリング、リバースピール、ベビーピール)など様々の治療法がございます。

まずはカウンセリングで患者様の症状を診断して最適な治療法をご提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

YAGレーザーでシミ治療をする際、禁忌や注意が必要な症状はありますか?
糖尿病や膠原病、心臓疾患をお持ちの方、極度の敏感肌の方、ケロイド体質の方、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー体質の方、極度に日焼けをしている状態やこれから日焼けを予定している方、日光アレルギー(日光過敏症)、金の糸などを入れている方、妊娠中の方は禁忌です。
カウンセリングの際にドクターと充分話し合ってください。
シミのQスイッチYAGレーザーの治療回数について教えて下さい。
大抵のシミは1回から2回で消失いたします。
治療後の経過について教えて下さい。
対象となるシミ部位にレーザーが当たるとホワイトニングと言って一瞬にして白色を呈します。
その後赤みをおびて数日間で痂疲化し1週間程でかさぶたとなって患部ははがれ落ちます。取れた後は皮膚が薄いので赤みをおびていますが3~4週間で消失し、周囲の肌になじむようになります。
しかし、患部はメラノサイトの働きが活発となり色素沈着を生じる場合も多いです。そうした場合、内服や外用剤を併用して治療していきます。
副作用について教えて下さい。
照射後の色素沈着は、通常の症状と言えるほど治療過程において起きやすいと言えます。
まれにレーザーが効き過ぎて色素脱失が起きる可能性もありますが、時間の経過とともに周囲となじみます。
QスイッチYAGレーザーはどんな症状に適していますか?
老人性色素斑(紫外線が原因のシミ)やそばかす、扁平母斑(茶あざ)やベッカー母斑(先天的、思春期前後から現れるメラニンを含むあざの一種)などに適しています。
治療後の注意点はありますか?
患部を刺激したり、直射日光に当てないようUVケアをしっかり行ってください。
患部は特にメラノサイトの働きが活発となり紫外線も吸収しやすい状態にあります。
また乾燥しないようしっかり保湿も行いましょう。
シミをQスイッチYAGレーザーで治療すると出血しますか?
シミを対象部位として治療した場合には出血はありませんが、タトゥー除去に対しては出血が見られます。
QスイッチYAGレーザーでシミ取りの際に痛みはありますか?
レーザー照射の際に、パチンとゴムで弾くような痛みが一瞬ありますが、痛みは残りません。
QスイッチYAGレーザーはどのような疾患に効果的ですか?
日光性色素斑、雀卵斑、扁平母斑、カフェオレ斑、ベッカー母斑などです。

QスイッチYAGレーザーの料金

ピンポイントでシミを除去し、肌への負担を最小限に抑えます。
範囲料金(税込)
1mm¥2,200

QスイッチYAGレーザーの詳細情報

治療時間 治療約15分(初回はカウンセリング別途30分)
治療ターム 1回での治療が前提となります。
痛み 痛みはほとんどありません。輪ゴムで軽くはじかれる程度の刺激です。
入浴・洗髪 治療部位が水に触れないように入浴下さい。
メイク 治療部位は避ければメイクは可能です。
麻酔 治療部位に麻酔テープをお貼りしてからの施術となります。

※これらには個人差がございますので、あくまでも目安とお考えください。

お問い合わせはお電話にて承っております。

お問い合わせ

 

シミ・そばかす治療におすすめの施術

エルクリニックでは院長監修のもと当サイトを運営しております

このページは「医療広告ガイドライン」に基づいた客観的かつ正確な情報をお届けするため、院長監修のもと制作しております。

銀座エルクリニック院長 簡野晃次

日本医科大学医学部 卒業
銀座エルクリニック 院長
医療法人社団友輝会エルクリニック 理事長

エルクリニック医師 木山麻衣子

筑波大学医学群医学類 卒業
東京大学医学部附属病院 形成外科
埼玉医科大学総合医療センター 形成外科・美容外科
東名厚木病院 形成外科・美容外科
虎ノ門病院 形成外科

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • 日本乳房オンコプラスティクサージェリー学会
  • 日本創傷外科学会

資格

  • 日本形成外科学会認定専門医
  • 乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師
  • アラガンジャパン ボトックス認定医
  • アラガンジャパン ジュビダームビスタ認定医

医師紹介ページはこちら

 

論文発表

年代 雑誌名 タイトル 著者
2011 『脱毛よさらば!―発見!新発毛メカニズム』 簡野晃次
2023 日本形成外科学会会誌 43 (2) 難治性下腿潰瘍の治療中に発症したメトロニダゾール誘発性脳症の2例 木山麻衣子

学会発表

年代 学会名 タイトル 発表者
2019 第62回 日本形成外科学会総会 「歩行障害と排尿障害を呈した外陰部巨大脂肪腫症の治療経験」第7回 日本乳房オンコプラスティック 木山麻衣子
2019 サージェリー学会 「乳頭乳輪再建後の新しい乳頭保護材の開発」 木山麻衣子
2020 第63回 日本形成外科学会総会 「Development of a new nipple guard after NAC reconstruction」 木山麻衣子
2020 第29回 日本形成外科学会基礎学術集会 「脂肪腫の解剖 脂肪腫は神経血管束周囲で発生する」 木山麻衣子
2020 第8回 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 「乳輪乳頭再建術後の新規乳頭保護剤の開発」 木山麻衣子
2021 第26回 形成外科手術手技学会 「新規乳頭保護剤Nipple Shapeの開発と使用経験」 木山麻衣子
2021 第64回 日本形成外科学会総会 「新規乳頭保護剤Nipple Shape 開発と使用経験」 木山麻衣子
2021 第65回 日本形成外科学会総会 「下肢難治性潰瘍の治療中に発症したメトロニダゾール脳症の2例」 木山麻衣子
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